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遼さん
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片づけは明日になって今は遼さんとリビングでテレビを見ている。
遼さんはひとり暮らしだった。結構広いマンションの最上階に住んでいた。
3月の終わりに越してきたらしい。
「紅茶いる?」
遼さんはポットにお湯を注ぎながら聞いた。
「あ、はい!」
ついみいってしまった。
だってあまりにもそのポットに入れる姿までがすごくかっこよくて色っぽくてどきっとした。
作りたての紅茶を口に含んだ。
「うまっ!!」
こんなおいしい紅茶の入れ方があるのかと思うぐらいお世辞じゃなく心の底から思った。
「どうも。そいえば気になってたんやけどさ、遼って呼び捨てにして構わんよ!つーかして!!あと敬語も!!」
「えっ?」
「ほらはやく!!」
「rり、りょう?」
「もう一回」
「り、りょう//」
「もう一回」
「遼////」
「たまらんのやけど?」
「??」
「分からんくてえよ。」
「???」
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