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満月の近い夜
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目を覚ましてしまった。
満月が近くなると同じ時刻に起きるようになっていた。時刻は…11時59分
兄もそれに悩まされていた
隣の部屋が開き
「お前もか?」
「あぁ...あれが明日来るんだろうね」
外を見ると0時前の癖に外が少し赤かった。
明日はもっと赤いだろう
満月の日は必ず外は朝からもっと赤くなる
まるであの時の世界が魔界に堕ちた時のようだった
もう今日は学校に行けそうになかった
そう貴や妃達も
「もう夕方の様に感じるよね」
「またここが崩壊するのか...綺麗な居場所が」
24時間の戦いが始まる気がした。0時00分となれば外へ出て人を殺す奴もいた
朝になれば荒れているだろう
早くも着替えロアはシンプルな白衣っぽい服にマントを羽織りザンは黒く染まった剣に騎士が着る服
準備はできている。寝癖あれば整えお父様の部屋に入ると世良と玲と真十はいた。
はいれば左膝を床に置きしゃがめば下を向いて目を瞑る。したらすぐ戻る
「無鹿と栖気を付けろよ。俺が王様で、お前らは王子と騎士。だが俺の息子だ。...行くんだ」
「はい。お父様」
そういうと俺と世良と玲は家を出る。目の色が一気に変わると武器が出て来る
銃にメスに鎌
月に光る武器。そしてそこに加わるは神父
消すためにだろう
動き出す中には声まで聞こえた
そうそれは
真紅の王子。真っ赤な王子。
そして
漆黒の騎士。真っ黒な騎士。
そうそれはあだ名というより噂として呼ばれてる名前だ
昔にもいたらしくそれが今となれば俺らだったのだ
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