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心
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兄さんは目を覚ました
「無鹿...」
「兄さん」
俺は前から目を覚ましていて、兄さんを待っていた。兄さん心配してそうな俺の顔をみて優しく微笑んでくれた
兄さんは優しい
優しいから兄さんは好きなんだ。
双子でも似ていない。でも性格は少し似ている
冷たい彼
だから兄さんは好きだ
優しく抱きしめ温もりもない二人。吸血鬼だからか人間でいわゆる冷え性でなのかわからない。
ただ兄さんに今日は甘えたい気分だった。
「変わらないな。お前も」
呆れているが兄さんもその事で俺が好きだった
温もりっていうのは心からなのか。それとも優しさなのか
でもこの日になると死ぬ確率が高い二人だった
貴族と騎士。ロンとザラ
まだ死にたくない。兄さんに触れていたい。
やめろとも言わない兄もこれもまた優しさなのだ
そう。俺だけに対する優しさ、兄としても愛情
でもその時には敵が迫っていた。意外にも多い気配を感じた。守らないとと思い無意識に兄さんを離し一人で敵の方に俺は行った。部下なしで...
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