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朝
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「おい。起きろ無鹿」
珍しく自分は兄さんに起こされた
いつもは自分が起こしてるのに...
...そっと瞼を開けて細めに兄さんを見る
「遅いぞ。ほら...準備したら行くぞ」
「わかった」
眠たそうにしながら起きると一緒に下へ降り支度をした
「朝食と弁当できていますよ」
「遅いな。...また栖か?じゃないな。無鹿か...珍しい」
寝起きをみて即わかったらしい。
「だな。親父...あ。玲は部活で先に行きました」
世良は口調を変えて無限に言い放つ
「そうか...」
「ちゃんと顔洗ってから来てくださいね」
そういうと兄さんと洗面所へ行き顔を洗う
すると心から声が聞こえた
(起きたんだね。俺のこと忘れるなよ?)
「ロン...」
「おい。まだいるのかよ...」
兄さんにも聞こえたのかそう言って
「...呼ばれた...か」
思い出したかのようにいうと戻っていった
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