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噂 正体
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「無鹿聞いてくれます?」
貴はそう言って俺に聞いてきた
「どうした?」
「無鹿の噂あるんですよ。フードを取らないかっていうの。なんか目が片方ないとか理由があるとか」
そんな噂いつからかわからないが、登校してすぐに流れた
「俺は幼い頃から無鹿の素顔みてるけどな」
妃がそう言うとまた周りが声をかけた
本当なのか!?妃!...どんな顔なんだ?
「...普通にかっこいいよ。」
誰に似てる!?と聞かれた時は驚いてしまった
「え...アーティストの伸希」
本当は俺本人だが...少し逸らして欲しかったかな
「何言ってるんですか妃は...これは本に...ん!?」
「貴言うな!馬鹿!」
手で口を塞ぎ言わせないようにした。が遅かった
ほんとか!?無鹿!伸希なのか!?
と言われた
「噂立てる気か!この正直者め!」
「だから妃もいうなー!!」
止めようとバッと手を前に出すと思わず妃の額にゴチッとぶつけてフードが取れてしまった
「「うわぁぁぁぁ!いつもの変なドジやめろぉぉぉ!!」」
と貴と妃は同時に言った
それもそうだ顔が露わになった
そういうと
ガチの本物!?
「馬鹿!まじで馬鹿!」
「いや。それはお前だから!」
妃と俺の言い争いとなった
「兄さん!」
そう声をあげると
「無鹿...!?おいフード!」
兄さんは声を出すと近寄る
似てないのも当然だ
「おい。もう姿片方バレたからクラス中では変装取れよ...?栖」
「...」
兄さんは無言になるとポケットからカラコンケースを取るとカラコンを取り出してしまう
瞳をみると無鹿と同じだった
「双子って少し似ているよな...間違えはしないけど」
妃はそういうと変装を取り外すとポニーテールとして露わになった。そして変装をしまった
すると
おーっ!
と声が周りからあがると他の人も集まってきた
「黒綺って呼ぶなよ。俺は本当は栖だ。変装と偽名なんて使ってられるかっての」
兄さんはそういうと椅子に座った
「お前らだけだからな。休みなるとフード被るからな」
そう話してると真希ことあだ名のまきちゃんがやってきた
「おは...よ!?無鹿と栖どうした!?」
知ってるかのような言い方をしているな...バレたから仕方ないけど
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