アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
兄
-
俺はゆっくりと階段を歩いていた
助けを求めるにはそうしないとだめだった
「に、兄さっ...ん」
声が途切れ途切れなる中階段を降りながら呼んでいた
くるわけがない。
と思ったのであった
だが違った
「無鹿...」
「兄さっ...!」
本当にいるとは思わなかったのだ
そう言ってゆっくり兄さんに近づく
だが予想もしてないことが起きた
「っ!無鹿!」
階段を踏み外してしまったのだ
そして前へ落ちていく身体を兄さんは支えようとしたが宙には浮いていないため途中からゴロゴロと転がりそのまま床にドンッとぶつかった
「兄さ...」
「馬鹿...人間だったら大怪我だったんだぞ!」
「ごめん。」
「...それよりどうした?お前が助け求めてるだろうなって思ってな」
「うん...」
と言ってそっとズボンを脱いで涙目になりながら助けを求めた
「入れられた...」
「まじかよ...ごめん。助けれなくて」
といい抜かれ床に置くとぎゅっと抱きしめられた
「...っ!」
そして兄さんは床を見ると白い液体があった
「う、嘘だろ...」
「兄さん?」
「腹を見せろ」
と言われ服を持ち上げてみせると
「今からやる魔法でもし無傷なら良いな」
とある魔法を俺の腹に当てると
「っ...っ!」
耐えきれず痛そうにする。なにか腹に変な感じがした
「わざとしたよな!?...」
「わざとではないよ...本当に腹の中が...」
「お前これ孕む身体なったな。はやくも」
それを聞いたときは驚いた
まさか20歳でなるのは嘘だ
「普通は20歳だが...はやくも人とやると次から孕むようになる。警戒しろよ」
と言われ嫌でもなる運命ということがわかった。
「だが貴族は確実になるものだ。俺も王様の血がある...だからなる可能性もある...」
兄さんは詳しかった。今ここでこのタイミングで言っても良いのかわからなかった
ただ兄さんを信じるしかなかった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
60 / 86