アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
真希ちゃん
-
「真希...ちゃん」
真希は俺にとって大切な存在。身を重ねて、キスをして...そういう事ではなく。ただ助けられてる。
「無鹿も栖も大きくなったな!」
「はい!」
「栖って言うな。」
栖は舌打ちする。
「康と昂也はいつも元気だよ」
そんなこと聞いてないけど...と思ったがそれは置いておいた
「あのことはばらしたら許さないから」
「わかってる」
そう真希ちゃんは俺らがハーフな事を知っているからだ。だけどここで血を吸うとなると噛まなければならない。俺のだとするとただの変態にしかみえないじゃないか!!
「兄さん...血はないからな」
「知ってる...」
一応言っておこう。俺はまだしも兄さんは血ばかり飲んでいるから、抑えきれるのかな...不安だ
真希ちゃん助けてよという思いを抱きながらつい睨む
「無鹿怖いぞ」
「ふぇ!?あ...ごめん!とりあえず教室入ろ!」
「そうだな...!おい!皆転校生がきた!名前は...」
真希ちゃんは綺麗な字で白板に書くと俺達を招き中にいれた
「フード被ってるのが無鹿。そして顔を逸らしてるのがその兄の黒綺だ。皆よろしくな!」
「「よろしく」」
ついあってしまい、そしてそれぞれの席に座られた
「例の不思議っ子!無鹿!」
とニヤリと笑うのはこの学校にいる貴
「やめろよー貴」
その親友の妃である。
「貴...妃...お久しぶり」
そう。偶然だった。
親しい奴がいて本当にいてよかったと思った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 86