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俺の誓い。
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和也side
次の日
「…和也」
「綾都、おはよう」
朝にいつものように綾都を家まで迎えに行った。
綾都と目が合うと、すぐにそらされた。
やっぱり怖がらせたのかな。
「あ、綾都。昨日はその…ゴメン」
「…」
「怖がらせるつもりはなくて…ただ綾都が心配で…」
「ふふ…っ」
「?」
「あははっ、和也真剣…っ、俺別に怒ってないよ?そんなに絶望した顔で…ハハッ、あーおもしろ」
なに?
綾都笑ってる?
どういう意味?
分からずにきょとんとしてると、綾都が俺の頬に手を添えてきた。
かと思ったら、ぎゅっと横に伸ばされた。
「いひゃい…」
「ちょっと怖かったのはほんと。でも大丈夫だから心配しないでよ」
ニコッと笑って見せた綾都は少し無理してるように見えたけど、俺はもうそれ以上突っ込まないことにした。
綾都が隠したいならそれでいい。
だけど、綾都
俺はおまえを守るって10年以上前から誓い続けてるんだ。
だから…俺のこと頼ってよ。
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