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お味は?
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「いただきます」
パク、モグモグ…
……
…………
「お、お味は?」
「あ、ごめん美味しすぎて…浸ってた」
「な、なにその褒め方!!」
食べてから反応ないから美味しくなかったのかと思ったじゃん。
でも良かった、美味しく出来てて。
それに、目をキラキラさせて笑ってる佐野はとても可愛く見えた。
「俺も食べよっ、んっ!美味しいっ、テレビの味付け再現できてるみたい」
「テレビ?」
「今日のロールキャベツはテレビで見た味付けしてみたんだ!」
「七瀬ってホントに料理好きなんだな」
「美味しく作れた時はなお好きになる!」
ガッツポーズして見せると、佐野はふふっと笑った。
なんか、和也と食べてる時とは違う楽しさを感じた。
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