アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おやすみなさい。
-
お互い風呂にも入って、もうそろそろ寝る時間になった。
「佐野はここで寝て」
とベットを指すと、佐野は困った顔をして遠慮する。
「いや、俺ソファーとかそんなんでいいから、ベッドなんて借りられない」
「俺、母さんの部屋に行くからいいよ。ここ使って」
そういうと佐野はしぶしぶ納得した。
母さんの布団を勝手に使うのもどうかと思ったけど、まあ帰ってこないだろうしいいかなってことで。
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみ……あっ」
「ん?」
「七瀬、ほんとにありがとう」
「いいよ。おやすみ」
手を振って自分の部屋の扉を閉めた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 461