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登校も。
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朝になって、わくわくしながら佐野と和也がいるはずの自分の部屋をのぞいてみた。
「あ、あれっ?!」
そこにあったのは想像してた感じじゃなかった。
和也も佐野もなぜかベッドの下で大の字になって眠っていた。
あれ?ふたりで仲良くベッドに寝てると思ったのに…
「なんで??」
「ん…あ、七瀬おはよ」
「う、うんおはよ…どうしたの?なんでふたりとも」
「ん…あーっ、くそ!昨日ケリを入れたはずなのになんで俺まで落ちてんだよ」
「え??」
寝ぼけながらも起き出したふたりに問いかけの目線を送る。
「俺が先にベッドに入って寝ようとしてたら、佐野がわざわざ入ってきたんだよ」
「そりゃ入るだろ、寒いし。そのあと西崎が俺を蹴り飛ばさなかったらお前まで落ちなかったのになー」
と、いうことは…和也が佐野を蹴って、蹴られた佐野は蹴ってきた和也も引きずってベッドから落ちたってこと?
「はぁー、なーんだ。ふたりで寝てるところ見たかったのに」
「残念だったな綾都!おまえとならいくらでも寝てやるぜ」
「七瀬がいいなら俺もいいよ」
なぜかふたりの間に火花が散ってる。
登校してる時もふたりの火花は止まなかった。
俺を間に挟んでなぜか睨み合いが続いてた。
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