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解放して。
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綾都side
「おーい、綾都くん生きてる?」
「ん…ぅ」
気を失ってたみたい。
家に帰ればよかった、二人のご飯作って待ってればよかったと後悔してから、意識が遠くなって行った。
小さな窓からかすかに見える景色で、もう朝日が昇り始めていることを理解した。
「君の中いい感じ。かなり素質あるよ?それ使って大金稼げると思うんだよなぁ、どう?一緒に」
「誰が…そんなことするか」
「そーだよね。じゃあ、今のうちにしっかりと素材撮ってないとね」
またビデオが回される。
また…何かされるのか。
「今度は複数に襲われてるって設定にしようと思ってね。だから、助っ人呼びました」
仁さんの合図で部屋に入ってきたがたいが良い男の人たち。
「……ぃ…や」
「ん?」
「いや…だ。仁さん、家に帰りたい…です」
声が震えている。
仁さんに無理矢理されたことを、この人たちにもう一度されるのかと思ったら震えが止まらない。
「…だいじょうぶ。これが終わったら返してあげる」
「…っ」
涙が頬を伝う。
もう…やだ…っ
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