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かずは
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佐野side
「どうしたの?佐野、なんか顔色悪いけど…」
「…っ」
かずはが…事故に遭った。
俺はもうもしかしたら七瀬の元には…
それならいっそ。
「七瀬、ごめん」
「えっ、んうっ…ふ、はっ…っ」
七瀬の唇に自分のを押し付け、ついばむように何度も無理やり重ねた。
心の中で、何度も何度も謝りながら。
「んはっ…っ、佐野?」
とろんとした顔。
でも、どこか驚いて少し震えてるようにも見えた。
「七瀬、俺は七瀬のこと…好きだったよ」
「えっ?!ちょ、佐野?!」
それだけ告げて、俺は七瀬の家から出て行った。
俺はもう戻れないんだ。
かずはのところにいないと行けないから。
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