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驚きと始まり
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「姉上、お話があるんですけど……」
「いいわよ」
爆弾の件の後、まあ、色々と警察の人やらなんだに聴取されまくって
帰ったのは、午後8時を回っていた
それから倒れるように眠り
朝、起きて
決心を固めると、居間に向かい
挨拶もせずに、そう告げると
違う意味での返事を返された
「え?」
「行くんでしょ、あの人の所に」
「なんで……分かったんですか?」
「分かるも何もそんな顔されたら嫌でもわかります。とゆうか、まだ行動しないのかと思ってたぐらいだわ。原作の新ちゃんは直ぐに、動き出したっていうのに、心配してたのよ。これ以上動き出さなかったら、ボディーブロー決めるところだったわ」
「あ、姉上……」
そんなんされたら、僕、死にます
※
「お前、何で」
坂田銀時は、驚きの表情で
じっとその少年を見ていた
「なんでも何も、見りゃわかるでしょ」
「え、あ、そだね…………イヤイヤイヤイヤッ!!!可笑しいよ、何で真選組の制服きてんの?
何で、ここに君がいるの!!??
それで、何で俺の布団剥ごうとしてんの??」
「さっき挨拶しましたよ、………そーいやあんた寝てましたね。今日から真選組に入隊しました、志村新八です、よろしくお願いします。山崎さんの代わり務めることになりました、なので、さっさと起きてください」
「は、え、?」
銀時は動揺のあまり
それ以上何も発することができず
されるがまま、未だかつてないくらい
スムーズに起きることになった
「銀さん、早く行かないと遅刻ですよ」
「うるせーな、こちとら疲れてる
てゆーか、何で真選組に……って、どこ行くんだよ。食堂はあっち」
「あれ?近藤さ、じゃなかった
局長から聞いてないんですか?今日から、朝稽古に出てもらうって言ってましたけど」
「朝稽古?んなの無理に決まってんだろ、まだ怪我してんの!昨日、爆弾投げたせいで、左の方痛むんだけど」
銀時は、左の脇腹に刺激を与えぬように擦る
「じゃあ、見学かなんかじゃないですか?当初は1ヶ月くらいで完治する怪我だったんですよね、だったらもう少しで丁度1ヶ月ですし、直ぐに治りますよ、痛もうがなんだろうが、キビキビ動いてください」
新八は、中々進まない銀時の背中を押し稽古場に向かう
辿り着いた時は、始まるぎりぎりだったようで、なんとか一息つく
「おう!銀、来たか!」
その近藤の声に
その場の多くが反応し振り向く
近藤が銀時に近寄ると幾分か視線がきつくなる、それは、新八にも見て取れた
「近藤、うるせー。俺、まだ稽古なんかできねぇんだけど」
「今日は、見学だ。そこで座って見てろ」
銀時は言われるままに座り
稽古の行方を見守る
「後から、悠々とご登場ってかいいご身分だぜ」
「志村も可哀想にな、あいつの直属って」
「てゆうか、まだ眠そうだな。会議中も眠そうだったし」
「何しにきたんだか」
とても良いとは言えない雰囲気が
一部では広がる
明らかなる嫌悪感を示すものの中
立崎は、銀時を視界にいれるとニタリと口を歪ませる
ハードめな稽古が終わりになると
皆、開放されたように息をつく
「おい」
横井と島田は疲れたような声を
上げながら返事を返すと
「やるぞ」
立崎は銀時に目配せしながら言うと
二人は頭の上にクエスチョンマークを浮かべ、何を言ってんのか分からないとゆう様な表情だ
「だから、今日、確かめるって言ってんだ」
「何か、思いついたのか」
「まぁな、ちょっと面白いこと聞いてな」
島田に聞かれると
厭な笑みをしながら答えた
立崎は、厠に行っていたため
遅れて稽古場に来たのだが
聞いたのだ来る途中で
銀時たちの会話を
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