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チュー(*)
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もう、ほんと、同じことの繰り返しだ。
俺に嫌われたり、捨てられたりする事ばかり考えて…
俺の方こそ、怖いのに。
「ゆうくん……すき…大好き」
「うん。俺もだよ…」
先輩のものをいじっていると、先輩がうわ言のように、「好き」と繰り返す。
感じてはいるようだが、乱れてはいないので、ほかの部位より感じないのかもしれない。開発の程度の問題だろうか。だとしたら、新樹さんは耳いじるのが好きだったんだろうな。
「あ、結生くん……イク…はなして」
「やら…ちょーらい?」
先輩は、首をふって抵抗する。
カシャカシャと拘束具を鳴らして、手を動かそうとするのだが、動かないので、俺を引き離せず、悔しそうに顔を歪める。
いいねぇ…たまらん。
「ほら…どーぞ」
「んん…イジワル…」
「いまさら」
「あぁ……んぅ……吸わないでっ…」
「いった!!」
蹴りよったぞ、この人…器用だな……
「んん…」
あー、口離したすきにイってるし。
「もったいねぇ…」
「勿体なくない!」
「そんなに嫌?」
「だって…チューした時に、自分の精液の味するとかやだ」
「……」
勿体ないから今からでも舐めとってやろうかとか思っていたが、そんなかわいいこと(内容は至って現実的だが)言われたらできない…
下手にやって本気で嫌がられてもやだし。
「そんなに、キスしたいの? 恋人の要望を跳ね除けてまで…」
「うん…したい。よく分かんなくなるのは、嫌だから…前は嫌いだったけど、さっきのは、すっごい気持ちよくて…好き」
なんか、通常モードの先輩がこんなにデレデレなこと言うの珍しいな…。
あーいうヘロヘロな先輩もたまんないけど、やっぱりこの人らしいまま乱れてくれる方が嬉しい。
「じゃあ、キス、する?」
「うん。そんで、一つに、なって、ガンガン突いて?」
腕を拘束されているとは思えない笑顔でそう言う先輩はやっぱりドMで、変態で、天使なんて言葉では片付けられないほど可愛い人だ。
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