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「ん〜」
「え、何、結生くん…」
「先輩のさっきの、やだの言い方可愛かった」
「今までも何回、も言ったじゃん」
「なんか、やっぱり普通の先輩が言うから、萌えるというか、燃えるというか…」
「なんで、2回もえるって言ったの…」
少し、傷ついた顔をしたと思う。
「素面の先輩は、ヘロヘロな先輩の何倍もかわいい……壊しがいがあって、イイ」
「素面って……」
恍惚とした表情で、イイと言いきった結生くんの手は、俺のうっすい胸を揉んでいて…
「女の子じゃなくて、ごめんね」
「またそれ? 俺はぁ…先輩のこのかたい胸が好きなの…ふふ…俺よりは柔らかいけど」
Sなスイッチが入りかけているのか、穏やかな言葉ではあるが、地味に酷いことを言ってくる。
そんな言葉に興奮してしまってる自分はもう、完全に結生くんに支配されてる。
「は……」
「うん…たまらない。この、先輩を支配してる感じ。手だけ拘束してるだけで、だいぶ違うね…ゆくゆくは全く動けない状態で玩具攻めとかも、したいけど」
結生くんは、興奮してくると、よく喋る。
「よし、いただきマース」
そう言った結生くんは、俺の乳首に吸い付いてきた。
ヂュ、ヂュ、と音が響く。
「は…んん…そんな、…吸っても…なにもでないよ」
「下からは、出てくるんじゃない?」
「結生くんが、下ネタ言うと…ヘン…」
「うるさい…」
すこし、赤くなった。
かわいい…
「ん、今なんかムカつくこと思ったでしょ。まだまだ余裕だねぇ…もっと可愛がってあげなきゃ」
結生くんは、そう言って再び口に含んだ。
今度は、じっくりと舐められ、ぞくぞくと、快楽が広がる。
思わずその快楽から逃れようと体をよじると、結生くんは、愉しそうに笑い、その攻めを激しくしてくる。
もう片方も指で弄りながら、確実に俺を絶頂に誘ってくる。
あぁ、結生くんって、こんな色っぽい表情しながら俺を抱いてたんだ。
こんな、俺を愛してやまないって表情で、俺をいじめてたんだ。
初めて冷静に、情事中の結生くんを見て、すごい、カッコイイって思った。
「ん……あ、でちゃう…」
「いいよ…」
「やら、結生くんとがいい」
「俺は、嫌だ。先輩の可愛い顔ちゃんとみたいから…ほら、見せて」
耳元で囁かれて決壊した。
そんな、低くてカッコイイ、大好きな声で俺の弱い所を犯すなんて…反則だ
2度目の絶頂を迎えた俺を見下ろしながら、結生くんは、その綺麗な顔を、最高に歪めた。
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