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死亡フラグ(*)
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「どういうこと? それ」
「そのまんまさ…ハルは、かわいいし、快楽に敏感だし、M気質だから受けにまわりたがるけど、欲求不満になったりすると、男としての本能も働くらしくて、襲われたりするよ…経験ない? 結生くん」
「ないですね…適度に発散させてるし」
待てよ、テスト週間、禁欲したら俺、貞操の危機じゃね!?
「ハルも言ってなかったんだ…じゃあ特別に教えてあげる。ハルが、男になる瞬間」
「いつですか」
拾った皿の破片を捨てながら聞く。
先輩は、横でブンブン首を振っているが、嘘をついた罰だと言わんばかりに無視してやる。
「欲求不満になった時、炭酸飲料を飲んだ時、極度の羞恥を感じた時、あとちょうど今のように、一定以上の焦りを感じた時」
にやっと笑ったおにーさんの言葉に反応して横を見ると、そのには涙目になった可愛い先輩の面影はなく、艶やかに笑う先輩。
やべぇ。墓穴掘った!?
「あのー、先輩…」
「結生…」
名前を呟かれる。しかも呼び捨てだ。
逃げようか?…いや、逃げるべきだよな!
いや、でも先輩非力だし大丈夫かな?
「ちなみに、こーいうハルは相手の普段のテクを真似するから自分がエッチ上手い自信あったら逃げるのが身のためだよ」
何、俺のテクって!?
上手いかなんてわかんねぇよ!!
「ね、由真…俺って上手いの?」
由真の方を見ながら問う。
「知らねぇし、やべえぞ」
「え、……んんっ!?」
いきなり強く引かれ、バランスを崩した俺の唇に先輩の唇が触れた。
離れようとしても、頭ががっちり押さえられている。
何処にこんな力あったんだよ! あんた!
「あー、もう終わったな」
呟いたおにーさんの声に俺の心は絶望で染められていった。
まあ、最悪、処女喪失はいいんだ。
問題は、俺は毎回ろくに解さずに突っ込むうえに、週末なのをいいことに先輩の後孔から俺の放った精液が勝手に垂れてくるぐらい中出しするし、先輩が絶頂を迎えている間も容赦なく突く…いや、突きまくるし、弱いところくまなく攻め立てまくることにある。
そんな事を考えながら、先輩の超うまいキスに酔いしれていると、カシャンという嫌な音がした。
「ははっ…手錠…しちゃった。力比べでは、勝てねーしな」
俺の両の手首はいつの間にやら昨日先輩に付いていた手錠がついてて、俺は本格的にやばい事を察した。
「ちょ…由真、助けてよ!」
「え、やだ。結生が遥人に虐げられる様子をしっかり動画に収めないとだから」
「収めんくていい! 悠也さん!」
「ごめん。みたい」
「そんなぁ! 新樹さんは…」
「俺も観覧希望。あ、なんなら混ざりたいかも。結生くんをハルと犯すのは、結生くん的には視覚的にかなりくると思うからオススメするけど…ほら、同じような顔に同時にアナルに突っ込まれて鳴いたりしたくない? あ、下と口同時に犯されるのもなかなかイイと思うよ? 苦しいけど、気持ちくて、昇天できそう」
「却下!変態!ありえない!」
「だって、俺、バイブとハルの同時に入れられたことも、すっげぇ太いバイブを尻に突っ込まれて、最大にされながら、口の中犯されたりもしたし」
「……」
「気持ちよかったよ♡」
だめだ、この人ドSかつドMっていう救いようのない人だ。
もう、来飛さん、この人襲っちゃえば万事解決っすよ
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