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怖っ
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「結生くん…怒ってる、よね…?」
「怒られると思うようなことしたんですか?」
結生くんは笑顔のまま首を傾げる。
まぁ、あるはあるんだけど…だとするとなんで知ってるのかが問題だ。
「まあ、実際怒ってるんですけどね」
「何に?」
「先輩が、一昨日由真としてたことについてでしょうか」
やっぱりか…
「なんで、言ってないのに分かるの?」
「盗聴器です」
さらっとそういうこと言うなよな!?
まあ、結生くんにかかれば盗聴器の一つや二つ仕掛けるのは簡単なんだろうけど…
「なんで、そんなの…」
「そりゃ、もちろん先輩の生活音を聞いて癒される為ですよ」
「生活音て…」
「あ、でも安心してください。寝室とカバンと生徒手帳にしか仕掛けてないですから」
しか、じゃないでしょそれ。初めて聞いたよ生徒手帳に盗聴器仕掛けるとか…
何も安心できないわ。
「それで、本題なんですけど…
先輩の中、由真に……触らせましたよね?」
ワントーン低くなった結生くんの声にゾクゾクした。
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