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殺して(*)
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「!?」
「ねえ、どうなの?」
「結生くん…どうした、の」
「殺していいのかっていってんだよ!!」
「俺が、結生くんを飽きるわけ…ないじゃん」
「先輩は、《俺》である必要、あるの?」
「そんな適当な人間だと思われてるならショックなんだけど…」
「そういうわけじゃねーけど」
「そうだな…安心したいなら、ここで、今、殺せばいいんじゃない?」
そう言って先輩の手が俺の手を自分の首へ誘う。
「俺が殺されてもいいと思う相手は、自分と結生だけだ」
首に絡みつかせた俺の手の上から先輩は自分の首を絞める。
これは、命懸けの告白。
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