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気持ち良くして 03歩
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楢崎さんはリビングにいた。
「お待たせしました。洗濯ありがとうございます」
普通に話しながら、普通に隣に座った。
「ああ。別にいいよ」
楢崎さんはすっかり普段通りになっていた。
さすが大人、と言うべきなんだろうか。
それでも僕は気にせずに誘う。
「それで、楢崎さん、ここでエッチするんですか?」
一応カーペットもソファーもあるし、腰に巻いたバスタオルを敷くから汚れはしないと思うんだけど…。
「いや、ベッド」
「ふふ。分かりました」
またお姫様抱っこで運ばれて、優しくベッドに寝かせられた。
「なあ。本当にいいのか?」
楢崎さんは僕に覆いかぶさって、そんなことを言っているけど、気を使わなくてもいいのにね。ちょっとやそっとじゃ壊れないよ。
僕なんかに欲情してくれたし、終わった後、優しくしてくれたらいい。それだけでいいよ。
「僕に欲情してくれて嬉しいんです。だからエッチしたいんです。因みに、もう解しているので、そのまま挿れられますよ」
手間が省けましたね、と楢崎さんの首に腕を回した。
楢崎さんが悲しそうな顔をしたのは、気付かないふりをした。
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