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甘えたな時もある 02歩
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講義が終わってスマホを見てみると、いおくんからメッセージがきていた。
『やほー!
ゆーちゃんが教えてくれたところ個室で
予約が取れたよ(`・ω・)
帰りに言った時間より一時間遅いんだけど
18:50に駅集合で!』
予約が取れてよかった。
『ありがとう!
了解です(^O^)/』
講義が終わってから時間があるから、またあのカフェで読書でもしておこうかな。
付き合うまで気付かなかったけど、侑李さんと出逢ったカフェ。
侑李さんの会社の近くだから、侑李さんに会えるかな。
まあ、仕事だから会わないかな。
そう思うと少し残念な気持ちになった。
講義を受け、一度家に帰り、カフェに向かった。
「ホットココアを一杯ください」
「ホットココアですね。かしこまりました。380円頂戴いたします」
「400円でお願いします」
「20円お返しいたします。お席でお待ちくださいませ」
「ありがとうございます」
ココアが380円って高いのか安いのか分からないけど、ココアが好きだから気にしていない。
席に座ると割とすぐにココアが運ばれてきた。
だんだん暖かくなってきているけどホットココアを選んだのは、アイスココアみたいに氷が溶けるのを気にしないでゆっくり飲めるから。
ココアは温くなってしまうけど、別にそれでも美味しいからいい。
今日持ってきた小説は、最近映画化されたもの。感動ものらしい。
小説は買うことも大学で借りることもあるけど、今回は借りてきた。
待ち合わせの10分前まで、のんびりと読書をした。
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