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夜
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お腹を殴られて気絶をしていたのか、目を開けるといつもの場所に来ていた。
人通りが少なくて、この3人には絶好の場所なんだろう…。
僕は池田くんと和田くんに腕を掴まれ身動きができない状態にされていた。
そして、目の前には野田くんが居た…。
「開けるの遅いっていっつも言ってんだけど、まだ分かんねーの?」
「晴彦、今日はその事じゃないだろ。」
「まぁな…。」
野田くんは僕の髪を思いっきり引っ張り、俯いていた僕の顔を上へと向かせる。
っ……!
髪を思いっきり引っ張られるとすごく痛い。
でも、毎日毎日されているからか慣れつつある…。
「なぁ、明日から学校案内あるよな。
頑張れよ?」
ニヤニヤ微笑みながらそう言ってくる。
優しいのか優しくないのか…分からなかった。
「まぁ、お前は喋ることすら困難なのにできるか知らねーけど。」
何が言いたいのかよく伝わってこなかった…。
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