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魁斗の決断
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*魁斗*
俺は自分の家に着くと悠希を家に入れた。
傷の手当しないとマズいからな。
「あの……本当に大丈夫ですから……。」
「いいや、大丈夫な訳がない。」
「いや、あの……本当に大丈夫です…。」
「じゃあ、手当させてくれ。」
悠希は俺から離れようとしていたけど、それを俺が悠希の腕を掴んで止めた。
掴まれた悠希の腕はすごく震えてた。
だけど、俺は手当したい。
俺が怪我させたようなものだから……手当したいんだ。
俺は“手当したい”って目で悠希をずっと見てた。
そしたら、悠希は許してくれた。それがすごく嬉しかった。嬉しかったんだ。
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