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友達
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*魁斗*
こっちに歩いてきてたってことは分かってたのか。
とは思ったけど、一応学校の場所を伝えた。
危うく悠希って呼びそうになったけど……。
「…ありがとうございます。」
悠希はどこか悲しい顔をしてそう言いながら俺に向かって頭を下げた。
何でそんなに悲しそうなんだ?
俺…何かしたのか?
「…学校まで送るよ。」
「……え?」
「どこに学校があるか分かんないだろ?」
「……はい…。でも、悪いです。」
「大丈夫だから、行くぞ。」
何かあったらマズイからな。
それに、俺もあっち方面に用があるしな。
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