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某落語アニメ パロ【イチャイチャ編】⑧
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びっくりしたように目を大きく開いて震えている菊比古を優しく抱きしめる。
中に入ったままの指が内壁を擦り、あうっと小さく声をあげる。
汗でしっとりと濡れている髪を梳かす。
「坊。イッちゃったなァ」
「・・・・・・・・・」
「かわいかったぞぉ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
顔の原型がわからなくなるほど、にったりと鼻の下を伸ばしている助六の言葉に、菊比古は反応しない。
「坊?」
「・・・・・・・・・・・・」
「おーい?坊さん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
坊はちゃんと強請ったのに指だけでイかされたことに、拗ねているようで、かわいい唇を尖らしてそっぽを向いていた。
しかし、その身体は熱く発情しているのが、重なり合った箇所から伝わる。
「オレが悪かったよっ。次はちゃんと挿入れるからよぉ、許してくれよなっ。なっ?なっ?」
頬や額、鼻の頭など顔中にちゅっちゅっと口づけをする。
「・・・・・・・反省してるなら、解きな・・・・・・・・」
「やだっ。うまく縛れたもんっ。・・・・・・・・・わかった。わかったっ。解きゃいいんだろぅ」
じろりと菊比古に睨まれ、しぶしぶと上半身を縛り付けている縄を解く。
腕や肩、胸には最初に菊比古が抵抗して動いていた分、縄の跡がついていた。
「跡付いちまったな・・・。いてぇか?」
その跡がついた手首をぺろっと舐めると、こちらを見ていた菊比古と目が合う。
手首を舐めている助六の自分を見つめる瞳から感じる、獣のような男っぽい色気に、菊比古の鼓動がはやくなる。
顔が熱くなるのがわかり、それを知られないように、助六にしがみつき肩に顔を埋める。
「おわっとっと!そんな急に動いたら、危ねェだろ。
・・・なんか坊大きい赤ん坊みたいだなァ」
カラカラと笑う助六の声を耳元で聞き、より一層ぎゅうっと抱きつくと、助六もぎゅうっと抱きしめ返してくれる。
その温もりと菊比古の腹にあたる、硬く熱い主張が、菊比古を煽る。
「・・・アタシがなんで縄やだって言ったか、わかるかい?」
「そう怒るなよぉ。跡つけちまって悪かったって」
「違うよ。・・・こうして、信さんに触れないからさ。」
「――――っ!」
「・・・信さん?」
菊比古はピタッと動きが止まった助六に、自分が変なことを言ってしまったのかと、心配になる。
顔をのぞき込んでみると、怒ったような困ったような顔をしていた。
「坊。あんまり煽んな。ひどくしちまう」
「・・・・・ひどくして、いいよ?」
助六の耳にかかる吐息とともに伝わる言葉に、切れかかっていた理性を全てもっていかれる。
「・・・後悔するなよ」
「しないよ」
首にまいた腕を緩め顔を合わせると、クスリと菊比古が笑う。
困った嫁だ。
「んあっ・・・・・・・・・あ・・」
わざと前立腺を押しつぶしながら指を抜いてやると、少し寂しそうな声をあげる。
ひくひくと動く孔に、熱い欲望を押し当て、擦り付ける。
「・・・・・・・・ん・・・・・・それ、や・・・・」
「ん?要らないんか?」
「ちがっ!・・・・・欲しぃからっ。ね?信さん。・・・・・」
自分ばかり煽られっぱなしだったので意地悪してやったが、一度達し、理性をかなぐり捨てて素直になった菊比古には効かないらしい。
それどころか、倍返しでかえされる。
手を添えて自分で挿入れようと、腰を揺らす菊比古は、この世のものとは思えないほど妖艶で美しかった。
「」
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