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「ああ、それもそうだ……腰上げて。腕はこっち」
再びレナードの首に腕を巻きつけて、肌が直接触れあう。汗ばんだ肌の感触とか、心臓の音とか心地良い。
海老反りをするように腰を上げると、先ほど唾液で濡らした指がアナルの縁を這って。閉じきった蕾だが、Ωの発情期特有の愛液でレナードの指を中へ誘い出す。
「あ、あ……」
その誘いに乗った指が、一本だけ挿入された。
そこはすでに熱く、侵入を果たしたレナードの指をきゅうきゅう締めつけて歓迎する。中は狭いが、囲む肉壁は柔らかくて。愛液で濡れていたおかげもあり、悟のアナルは簡単に指の根元まで飲み込んだ。
「サトル、本当にやらしいな。後ろもこんなにして……」
悟の普段の態度から想像も出来ない淫らな姿に、レナードはお仕置きするみたいにグチュと奥を掻き回す。
「ああっ、奥、おく……きもちいいっ」
すると、悟は子猫のような甘い声で鳴いて、レナードにギュッとすがりついた。
「良い反応だ。狭いけど、もう少し入りそうかな」
「あ、はっ……奥、シて……さっきの、」
「……だが、少し欲張りだな」
「はぁ、う……っ!」
指を増やして、奥の内壁を揺らす。それがまた、じゅわっと蜜孔の愛液を溢れさせ指に絡み、とろとろに熟れさせていく。
探るような動きだった指が次第に慣れてきて、ピストン運動に変わっていって。
耳に届くぬちゅぬちゅという粘着質な音。肌を密着させているため、レナードの行動が悟の反応に表れる。不意打ちに激しくピストンさせると、悟は腰を身悶えさせて啜り泣くように喘いだ。
再び絶頂を迎えそうで、悟の太腿が痙攣し始める。しかし、激しく動いていた指は、突然に抜けていった。なくなった異物に、アナルが寂しそうにヒクつく。悟が物足りなさに熱い吐息を吐くと、あやすかのように背中をとんとんと叩かれた。
「ドアに手をついて、少し脚開いて。全部挿れたい」
カチャ、とベルトのバックルを外す音が聞こえた。悟は言われた通りにする。ひたり、と触れる扉が冷たい。
「サトル、俺が欲しいと言え」
「ぁ……」
すると、扉の温度とは正反対の熱量を持ったレナードのペニスが臀部にあてられる。ドクドクと脈打っていて、灼熱のように熱い。尻の割れ目に沿って擦りつけられるそれは、先走りで先端のほうが濡れていた。
「早く。……俺もお前の中で気持ち良くなりたい」
悟がレナードのほうへ振り向くと、合ったのは獣と化した瞳。ワックスで整えられていた前髪も少し乱れていて。
きゅう、と悟の心が締めつけられた。
「……しい。レナード様が欲しい……キて?」
「っ、サトル……」
熱を帯びた瞳に、上気した頬。そんな顔でおねだりされれば、堕ちないものなんてない。
レナードは、じゅくじゅくに蕩けた悟の蜜孔へ猛ったペニスをあてがった。
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