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グッと腰に力を押しつければ、悟の後孔は縁を紅く染めて飲み込んでいく。
「は、ん……っ!」
先ほどより、まったく違う質量。太くて、まだ触れられてない先の奥深くまで割り開いてくるレナードのペニスに、悟の腰が引けて身を捩る。
しかし、レナードがそれを許すはずがなく。
「ダメだ、逃げるな。全部、受け入れろ」
「ひっ、あぁ……っ! 深い、ふか、い……」
悟の腰をホールドして、まだ挿入しきれていない部分を一気に突き上げた。悟の瞳から溜まっていた涙が押し出されて、頬を流れる。
そして、後孔は、すべてを挿入されたことによりいっぱいになる。とろり、と入りきらない蜜が結合部から零れて、悟の太腿を伝って。
「ん……っ、ナカで吸いつく。もしかしてイってるのか……?」
レナードがそう疑ってしまうほど、襞の一つ一つが吸いついてヒクつき、精を搾り取るように蠢いている。
「……イき、そう」
実際、悟は声にならないくらいに感じていた。レナードが奥まで入ってる。たまらない快感だった。
挿入まで我慢したものの、レナードが動いてしまえばすぐにイってしまいそうだ。そうやって中のレナードの意識した途端、身体が震えて、きゅっと締めつけてしまって。全身に小さな電流が流れる。
「や。イく、イくっ……!」
そして、とうとう悟はピュッと白濁を飛ばしてしまった。
「っ、締ま、る……! くそっ!」
「あんっ、あぁ……!」
さらには、絶頂も味わう暇もなく、開始される律動。
悟は思いがけない快楽の衝動に、甲高い声を上げた。背中が海老反りになって、上半身を扉へくっつける。
ぐちぐちと突き上げられる度に、扉ががたがたと音を立てて。近くには食器を置く部屋や酒類を置く部屋で、見習いたちの部屋は遠いが、聞かれたらどうしようと今更ながら羞恥を煽る。
しかし、そんな感情はリズム良く押し寄せる気持ち良さに、すぐさま霧混じりになってしまった。
「あ、あっ、あ、あ……」
長いストロークで入口から最奥まで隅々擦られて、悟の蜜孔はさらに蕩けていく。
時折、敏感なところに先端が押しつけられて、悟から鼻から抜けるような声が発せられた。
「サトルは、切なげに鳴くんだな……。そこも可愛いくて、いいがっ……結構、クるな……」
「ぁっ……」
ふいに、背中に体温があたった。レナードに後ろから抱き締められたのだ。とく、と心臓が高鳴ると、今度は手を重ねられて。重なった手は、指を絡めあう。
レナードは、ふっと笑った。
「意外とこういうの、好きか……? すごく、締まった」
「レナード、さま」
悟が振り向いて、甘えるような声を出す。それは口づけを求めていて、レナードはそれに応えようと顔を近づけた。
お互いに舌を出して、チロチロと舐めあう。漏れる吐息が艶やかで、唇を吸うようにキスをした。
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