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くち、くち、と卑猥な水音が蜜孔から鳴る。
ただレナードの指を出し入れする行為。それはまるで、レナードの目の前で自慰行為をしているようなものだった。
そこ、指を曲げて欲しい。掻き回して欲しい。もっと奥を苛めて欲しい。
欲望はますます高くなるばかりだが、はしたなくて、ついつい遠慮がちな手つきになってしまう。
「ゆっくりでいいのか? 今更、恥ずかしがることはないだろう?」
すると、レナードが手助けをしてくれて。こうするんだ、と指を増やされるとともに、強くピストンをされる。
その衝撃で、悟のペニスからぴゅっと先走りが飛んだ。
「ひ、あっ……! 気持ちいい……」
「そうだろう? サトルの気持ちいいようにすればいいんだ」
一度、勢いがついてしまうと止まらない。
レナードの手助けもあり、悟は大胆に良いところを重点的に当たるよう動かした。だらしなく腰も揺らして、絶頂を目指す。
そうしていると、時々、レナードが指を曲げてきたりなんかして、脳内がスパークする。次第に、ヒクヒクと身体が痙攣して、射精感も込み上げてきた。
「可愛いよ、サトル」
そんな悟の必死な姿に、レナードは魅了されて唇を合わせる。
小鳥が啄むような口づけだ。一回だけで離れていったそれに、なんだか名残惜しくなって。
「レナード様……もっとキスして。指も、増やしていい、から……イかせてっ」
「……ご褒美だ」
レナードの口からその言葉が聞こえると、アナルの質量が増えた。締めつけてくる内壁を割って奥を目指し、柔らかく悟の弱い部分をグッと押す。
そして、もう片方の空いている手が悟のペニスを握り扱いた。
「あ、だめ……だめ、ぁっ!」
悟は腰をくねらせて、ビクンと身体を跳ねさせる。開閉していた鈴口から白濁が吹き出し、自らの腹とレナードの手を汚した。
焦らされてからの絶頂に疲労感が増して、悟はソファーでぐったりとする。気持ち良すぎて、頭のネジが吹っ飛んでいきそうだ。酸素を大きく吸っていると、レナードの指が悟の中から出ていくのがわかった。それだけでも感じて、漏れてしまういやらしい声。
すると、レナードに唇を寄せられ、悟はそれを喜んで迎え入れた。お互いに抱き寄せてキスをする。触れるだけの口づけが、もっとしてと悟の口が開いたことにより、より深いものになっていく。
そして、濃い口づけをしながら、悟はレナードを抱き寄せる腕を解き、その手でレナードの股間を撫でた。
「サトル……」
レナードが、熱い吐息を吐き出した。
スラックスの上からでもわかるくらいに、レナードのペニスは大きく主張している。
「硬い……これは、いつ貰えるのですか?」
「サトルが望むなら、今すぐにでも」
そう言ったレナードは悟の頬にキスした後、机のほうへ行き箱を取り出した。そこには避妊具が入っていて、一つ手にすると悟の元へ戻る。
ベルトを外して寛げたスラックスと下着をずらせば、そそり立ったレナードのペニスが勢い良く出てきた。血管が浮き出ていて、はちきれんばかりのそれは先端が濡れていて、とても卑猥だ。
避妊具を装着してから、レナードは悟へ囁く。
「脚、もう少し広げて……そう。手は肩に……爪立てていいから」
リードされながらも、悟は挿入しやすいように両足を浮かせた。すると、レナードからいい子、と返事が返ってきて頬を染める。
そして、悟の孔へあてがわれたペニスは、ゆっくり中へ侵入していく。
「あっ、凄い……、挿ってくる……っ」
「見えるか?」
「見える……し、感じる……。気持ちいい、レナード様……」
あまり解していないし痛みを感じるかと心配していたが、悟の恍惚とした表情からして、そうでもないようだ。
それが確信出来たレナードは、グッと腰を押し進めてすべての挿入を果たした。
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