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入学式前夜
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「…んっ、っぁはぁ…きもち…ぃ、ッぁんん!」
「へぇー、加藤さんここがいいんだぁ…」
都内某ラブホ、俺、九ノ瀬七海は大体ここを使っている。
これで何度目だろうか…おば、ゴホン、お姉さんとヤったり、おっさ…お兄さんの相手をするだけで金貰えんなら安いもんだけど、正直気持ちが悪い。
まぁ、性欲発散出来るしこれでもいいかな、とは思うのだが…
「…っ、そこ!ぁん、イィ…みなみ、くんも…きもちぃ?」
南海は俺の偽名。本当の名前なんて、知る筈もない。
喘ぎながら問いかけられた質問に俺は答えず優しくこう言った。
「(俺は気持ち悪いけど)加藤さん、そろそろイきそう?」
「ンっ!…あっ、!!イくぅっ…イッちゃ、んぁぁあ!」
......................................................
その加藤とかいう女が寝静まったので、シャワーを浴びることにした。
ネットの自分で創設したサイトに募集書いて、顔写真乗っけるだけで、金払ってでも俺とヤリたいって男女がわんさか集まって来る。始めたのは中3の夏、受験も終わり気がつけば明日は高校の入学式であった。
「…家帰るか、」
シャワー室を出て、着替え部屋を出る。
終わったら一緒に寝ず、朝が来る前に帰る…これがもう100回近くだ。理想のやつもいない。
「…っ…本当気持ち悪りィ」
小さく呟き光と人で賑わう繁華街をスタスタと歩いていく。時間は午前1時を回っていた…
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