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開発開始~要過去編~
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「おっ!要」
チカチカと明るい繁華街の表道路を抜け、俺はいつもの路地裏に来た。そこにはいつもつるんでるメンバーが屯っている。全員俺より年上だが、喧嘩は俺の方が強い。
実質こいつらにも喧嘩で勝って、メンバーの中心になった感じだ。
「ちっす」
適当に挨拶を交わすと、
「…で、俺さ一人暮らし始めたんだわ」
と1人が不自然なまでにいきなり話を切り出した。
なにか引っかかるものがあったが、とりあえず話を聞くことにした。
一人暮らしを始めたのは俺が加わるまでここのリーダー的存在だった、桐崎雅という、兄と同い年の男だった。
「で、!…今日この後遊びに来たいヤツいる?」
マジで!?
いいのかよ(笑)
などと声は上がる者のまだ誰も名乗り出ない。
(俺が切り出すか…)
兄を殺した人を知ってしまってそのまま家に戻れる気分でもなかった。それに兄が死んだ家に1人でいるって言うことがどことなくいやだった。
「…俺行っていい?」
「マジで!」
「じゃあ、俺も行くわ!」
俺が切り出すと続々と名乗り出てきた。
「お前らもかよ(笑)ま、いいわ…じゃあ取り敢えずコンビニで何か買ってこようぜ」
そして、俺達は路地裏を後にしコンビニへと向かった。
......................................................
コンビニで適当にポテチとか飲み物を買って、
着いたのは都内の白塗りの建物だった。
「…俺んちここな」
「めっちゃきれいじゃん!」
そこは作られたばかりの賃貸住宅で、桐崎の部屋は一番奥まったところにあった。
「おじゃましまーす」
のそのそとあがりこむと部屋はキレイに整頓されていた。
そして、メンバーの一人がみんなが思ったであろう一言をぶつけた。
「生活力意外とあんだな(笑)」
「うるせぇな(笑)」
まぁたしかに意外であった。
金髪ピアスの如何にもチャラそうな桐崎に生活力があったとは思ってもいなかった。
「そこ座って待っとけ」
彼の指さしたちゃぶ台を囲み、ガラスコップに移されたさっき買ったばかりのコーラを飲む。なんか色がいつもと違うような気がするのは気のせいだろうか…。
ポテチ食って、テレビ見てバカ騒ぎして、多分40分はたったであろう時だった。急に身体がフワフワしてきて妙に熱くなってきたのだ。火照りは快感へと変わり何もしていないのに俺のソレは勃ち上がっていた。
「…っは、ん、ぁ」
息が荒くなってくるのが分かった。
(…な、これ…何…!?)
桐崎が不敵な笑みを浮かべる。
「効くの遅かったね、驚いたよ」
「…さっすが雅、、ほらもうこんなトロトロになっちゃってるよ」
「コイツがこんな顔してんの初めてだわ、かっわいいー」
「…は、ふざけん、な!」
桐崎に殴りかかるが、力が入る訳もなく手を掴まれベッドに薙ぎ倒され、その上手首に拘束具を付けられる。
「…お前さ、気に食わないんだよ。何?俺らの方が年上なのに敬意も払わねぇし、のそのそ後から来てリーダーぶってマジなんなんだよ。1回くらい痛い目見ろ」
「ま、実質、んな事言ってるけど犯してみてぇんだよな。男の癖に整った綺麗な顔立ちしやがってグチャグチャにしたくてたまんねえ。」
「…あ、やめっ…っ!キモ、イんだよ!ふざけんなっ!!」
抵抗も虚しく、ズボンと下着を外される。
(男になんて、犯されたくない…!)
女子との経験すらも全くない。なのに…なのに…っ!!
だが、待ってくれるわけもなかった。
「…じゃあ、俺からな」
桐崎のその一言で俺の開発が始まった。
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