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「んっ、ふぅ......っ」
じゅぽじゅぽと音をたてて咥えると、頭上で父の息をつめる声が聞こえて、嬉しくなる。優しく頭を撫でられると気持ちよくて、必死で先端に舌を絡めた。
「上手くなった」
「んっ......ぐぅっ」
突然喉の奥まで押し込まれ、息が出来なくなる。そして後ろに挿されたバイブを、ぐちゅぐちゅと出し入れされると、またしても意識が飛びそうになる。
「はっ......はぁんっ、ぁ、あぁっ」
「こら、ちゃんと舐めないと抜いてやらないよ」
ぎりぎりまで抜かれたバイブを、一番奥まで一気に貫かれる。
「いやぁ......っ!」
苦しくて涙が出る。俺は必死で父のものを舐めた。頭を撫でる手は優しいのに、後ろを犯す物は容赦なく攻め立てる。
一体どのくらいの時間そうしていたのか、顎が疲れてもう咥えるのも苦しくなってきた頃、ようやくバイブが抜かれた。
「よく頑張ったね......ほら、ご褒美だ」
優しくベッドに寝かされると、ぐちゃぐちゃになったソコに、父の熱いものが押し当てられた。冷たい無機質な物じゃないだけで、こんなにもドキドキする。
「名前を呼んで」
「......博之......きて......」
「良くできました」
さっきまでのバイブの方がよっぽど太いし暴れるように動き回っていたけど、俺の体を知り尽くした父の方が、あっという間に俺を高みへと誘う。
「あぁ......っん、きもちぃ......」
「気持ちいいね......いつもよりナカがどろどろで女みたいだ」
俺は腕も足も父の体に巻きつけて、全身でしがみつく。父は優しいキスを顔中に降らしながら、中のイイところを刺激してくる。
「だめ、も......イっちゃう......っ」
「イきたい?」
こくこくと首を振って懇願しているのに、父は緩やかな注挿だけでイかせてくれない。
「なん......っで」
「上手におねだりできたらね」
そう言って、最奥をとんとんと軽くつつきながら、乳首をきゅっとつまんできた。
「はぁ......っん、ね、おねがい......」
「うん?」
「おねがい......イかせて......博之ので、イかせてぇ......っ」
気持ちよすぎて涙が出る。ぼやける視界で必死に父の目を見てねだると、返事の代わりに中に埋められた父の逸物がいっそう大きくなるのを感じた。
「あぁっ......すご、おっきい......」
「雅が可愛すぎてね......ほら、気持ちよくなりな」
「あっあっあ......っ、ひろ、ひろゆきっ、きもちい、ナカ、ナカでイっちゃうっ」
「俺も気持ちいいよ、雅......」
耳元で名前を呼ばれてぞくぞくする。
「名前......っ、名前、呼んで、博之ぃ......っ」
「雅......俺の可愛い雅......ほら、一緒にイこう」
「ひろゆき、んっ、んん、あぁーーっ」
奥に広がる熱を感じると、とても満たされた気持ちになる。死にそうなほど苦しい日々で、唯一心がスゥッと軽くなる。たとえそれはほんの一時とことでも、馴染んだ肌に抱かれていると、射精後の倦怠感も相まって猛烈な眠気に襲われる。
「ん......きもち......い......」
父はすぐに抜こうとはせず、繋がったまま頭を撫でてくれる。
「雅......ゆっくりおやすみ」
「ん......」
「愛してる」
耳元で最後に呟かれた一言は、もはや夢か現かわからなかった。
父はいつでも味方で、素直に甘えられない俺に、甘えられるようにこうして抱いてくれる。
父の腕の中は温かくて、意識は一瞬で遠くに行ってしまった。
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