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蓬莱さんは自分の足の間に雅を座らせ、背後からうなじを舐めた。そのままバスローブの胸元から手を滑り込ませ、雅の敏感な所に触れた。
「あっ......ん」
「早いね......ちょっと触れただけで固くして」
「あっ、ぁ、だって、んっ」
「可愛いね、ホントに」
バスローブの腰紐をほどき、背中に回した雅の腕をそれで手早く縛る。その鮮やかさはさすが国内有数の緊縛師というものだった。
はだけたバスローブを腰まで下ろせば、ツンと尖ったピンクの乳首が露になる。それを見ただけで、俺の股間が反応してくるのがわかった。
「んぁ......っん、ぁ......」
蓬莱さんの指先が、両方の乳首を捏ねたり捻ったりする度に、雅の身体が跳ねる。赤く膨れた乳首と潤む瞳がエロくて、じっと見ているだけでいるのは早々に無理だと諦めた。近づく俺に気づいたのか、雅が視線を上げて俺を見た。その後で、蓬莱さんも俺を見てとぼけたよう眉を上げた。
「雅の身体がエロすぎて、彰吾が我慢できないんだって。どうする?」
「ふふ......ほんとだ」
綺麗な足が伸びてきて、つま先が俺の股間を擽る。
「おい、彰吾。氷取れ」
「氷っすか?」
何故氷が必要なのかわからないが、師匠が言うことには口を挟まず従うように体が動く。テーブルの上を見て、シャンパンクーラーの中に氷があるのを見つけて、一つ詰まんで蓬莱さんに渡した。
「知ってる?ここに氷を当てると、痛いくらいに気持ちいいんだよ」
そう言うと、俺から受け取った氷を雅の胸元に滑らせ、固く尖った先端にくるくると擦り付けた。
「は......っ、ん......ゃ」
「どう?雅くん」
「い......いた......っ、つめた、くて......んっ」
もう一つ寄越せとジェスチャーしてきた師匠に氷を渡すと、両方の乳首が氷で冷やされて痛々しいほどに赤く腫れてきた。
「雅ちゃんっ」
痛い、冷たいと繰り返す雅だが、はだけた下半身から覗く性器はビンビンに勃ち上がり、恍惚の表情で体を震わせている。
氷が溶けて無くなったところで、雅が俺の方を向いた。
「ね......もっと、もっとやらしいことしてよ......」
蓬莱さんなんかにセックスの技術が勝るわけないのに、明らかに俺に向けてそう言っている。両手を縛られているのに余裕そうな顔で笑っているのが雅らしい。縛られても、犯されても、常に上に立つのは雅だ。それがたとえ蓬莱さんでも、雅の前では俺と同じしもべでしかない。ならば、と俺も氷を一つ口に含むと、雅に氷のキスをした。
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