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「んっ......ふ、ぅ......ん」
氷を互いの口の中で行来させれば、熱い舌に溶かされてすぐに消える。氷が無くなっても物欲しげに絡む雅の舌を、ヂュッと音を立てて吸い上げれば、薄く開かれた目と視線がぶつかる。
胸は蓬莱さんに弄られたまま。それでも、胸の刺激より俺とのキスに酔っているように見えるのは、俺の思い上がりだろうか。
「あーあ、彰吾連れてきたのは、俺に見せつけるため?」
「ふふ......蓬莱さんでも、ヤキモチ妬いてくれるの?」
「だとしたら?」
「すごく嬉しいかも」
雅がねだるように頭を蓬莱さんの肩に凭れさせて舌を見せると、蓬莱さんがこれ見よがしにねっとりと濃厚なキスをしてみせた。
「悪い子だなぁ雅くんは......わざと男二人に嫉妬させて」
「そんなの二人の勝手でしょ?」
「これでも彰吾のことは気に入ってるからな......俺と彰吾、二人の手腕を見せてあげようか」
蓬莱さんが、ちらりと俺を確認するように見た。
「堕ちるまで啼かせるよ、雅くん」
中年男の色気を垂れ流しながら、蓬莱さんは雅の膝裏を抱え、ゆっくりと足を開かせた。
「ッ......」
俺の目の前に、股間どころか赤く色づいた秘部まで晒される。腕と、足の自由を奪われた雅のあられもない姿に、俺は思わず唾を飲み込んだ。
「彰吾、舐めろ」
蓬莱さんの命令に従って、俺は足元に跪いて雅の股間に顔を埋めた。
「は......ッ」
ひくつく後孔に舌を這わせれば、太股がピクンと動いて閉じられそうになる足を、蓬莱さんが押さえつける。片手で性器を握り、親指の腹で先端を撫でれば、溢れた密でつるつると滑る。
「んっ、ァ......っ」
後孔の入り口をくるくると円を描くように舌で舐めてから、つぷりと挿入する。ソープの匂いが薄れてきて、雅のいやらしい匂いが増してくる。その匂いでさえ俺には興奮材料で、雅の後孔をひたすら舐めながら、自分のズボンからガチガチになったモノを取り出して扱いた。
「おまえ、我慢できないの?」
蓬莱さんに言われてハッとした。頭上では、雅が楽しそうにクスクス笑っている。
「あは......俺の舐めながらマスかいてるの、すごく良い眺め」
ほらまた、こんな格好になっていても、雅の女王様っぷりは変わらなくて。もっと気持ちよくしてと目で訴えられる。
「そういや、雅くんは甘いものは好きだったっけ?」
雅の足を抱え上げながらも、相変わらず楽しそうに乳首を転がしている蓬莱さんが突然そんなことを聞いた。
「嫌いじゃ、ないですけど......」
「そう......じゃあ、スイーツも適当に頼もうか......彰吾、電話取って」
フロントに通ずる電話機を渡せば、アイスクリームにショートケーキ、フルーツ盛り合わせととても3人で食べきれそうにない量を注文した。
もちろん、それらを普通に食べるとは思っていない。悪知恵働く人のこと、また変なプレイをするつもりなのだろう。
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