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「た、立花くん!リンゴ食べる…?」
俺はカーテンの前で訊いてみたけど、返事がない
寝てるのかな?
俺はカーテンを開けた
フツーに本読んでた
しかも笑いながら
「起きてるなら返事ぐらいしろーーー!!」
「シッ!ここ病院だぞ、もっと静かにしろ」
「す、すいません…」
「ったく…、毎度毎度うるせーな。横の部屋にはくたばりかけのババァがいるんだぞ?」
うわー…
口悪いねアンタ
てか、立花くんひとり部屋だからあんま病院って実感なかったんだよ
「オレもいつかは、そんな風になっちゃうのかな…」
また、立花くんは外を見た
やっぱり、立花くんって辛い時とか寂しい時外を見る癖あるのかな
「立花くん、俺がいるよ」
「キモっ!!」
「殴る!!!」
俺は立花くんに抱きついた
細い
異常なほど肉がない
もの食ってんのか…?
「……なんだよオッサン、急に青くなって」
「リンゴ、食べよう」
「は?」
俺は洗面台を借りて、リンゴを剥き始めた
手で!!!!!!!!
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