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「そのうち、上官に襲われるんじゃないか?」
シャルか面白そうに笑みをこらえて言う
「気持ち悪い事言わないでよ」
想像もしたくないんだけど
ルイ以外に触れられるのも、ルイ以外を目に写すのもやなんだから
「まっ気をつけろよ、お前に何かあったらルイスくんが悲しむんだ」
「…わかってるよ」
ルイが悲しむ顔は苦手
涙をこらえようとしてる顔は好きだけど
「あー!アーネストさぁん!」
「ん?何かあった?」
「そんなんじゃないですよぉー、最近やっと復活したんだぁって思って」
「あーうん。心配かけたね」
上官よりこの子の方が危険な気がするんだけどな
いくら鈍感な俺だってわかるよ
この子は俺が好きなんだなって
可愛いとは思う。
多分、世の中の男性100人に聞いたら99人は好きになると思う。
でも、俺の可愛いの基準はいつだってルイで
男に対して可愛い…なんて、ルイぐらいだ
「アーネストさぁん?どーかしました?」
「ん?いいや、なんでもないよ。今日も頑張ろうね」
「はぁーい、お互い頑張りましょうね」
鼻にかかる甘い声だって、可愛く着飾る衣装だって、すり寄ってくる身体も華奢で…
女の子ってやっぱり小さいなぁなんて再確認する
「なんだぁ?浮気か?アーネスト」
「そっそんなんじゃないよ!俺はルイ一筋!」
「まぁーシルベルちゃん、可愛いしなー」
「だからそんなんじゃないって」
いくら可愛いからって、ルイに勝るものはない
また言ったら気持ちわるがられるから言わないけど
「ほら、シャルも仕事、仕事」
「そだな、早く終わらせてルイスくんとこ帰らないとな」
そうだよ!
早く帰って、ルイを抱きしめて…甘い香りに鼻を埋めて…ルイをいっぱいに感じたい
はぁ…俺、ダメな奴になっちゃいそうだなぁ
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