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「アーネストさんは…その…一緒に居たら、ドキドキしちゃうから…」
ルイが心臓のあたりをギュッと握る
俺のいつもより強い口調に困った顔をして答える
「シャルにはドキドキしないの?」
「はい、アーネストさんには、触れてもらいたい…けど…触れられたら…死んじゃいそうっ…」
力いっぱいに閉じられた瞼にキスを落とす
ごめんね、と、愛してるを込めたキス
「ルイ、俺と同じだね」
「アーネストさんと…同じ?」
「うん」
優しく微笑む、なんて事何百年ぶりだろう。
ただ、優しく微笑めばルイの頬が赤くなるからやってるんだけど
「アッアーネストさん!ご飯!」
「そうだったね、一緒に食べようか」
「…はいっ」
一緒に食べようか、この言葉に素直に喜んでくれるルイ
「いただきます」
「いただきます」
ルイがニコニコしたままパンに手をつける
今度は仕方がないけどシャルも連れてきてあげよう
人数が多ければルイも喜ぶだろうし
「ルイ、明日はシャルも呼ぼうか」
「シャルさん?やったぁ」
俺はルイの笑顔のためならなんだってやっちゃんうんだろうなぁ
「アーネストさん、ありがとう」
「うん、どういたしまして。ほらルイ、口元ついてる」
「へ?…」
フニャリとした笑顔が困った顔をになり口周りについたシチューを必死に舐めとろうとしてる
本当、可愛いなぁ
「ここ」
口元のシチューをペロッと舐めてやる
ついでにルイの唇にもキスをした
自制がきかない自分に呆れながらも満足していて
赤く染まったルイにドキドキしてるのだ
「アーネストさんっ…」
「ふふっ、早く食べないと冷めちゃうよ?」
「うー…」
唸りながらもスプーンを進めるルイの顔に俺はとても満足した
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