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初めてなの
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家に帰った俺たちはまずお風呂に入る
シャルにはお礼を言って帰ってもらった
ちなみに、明日の仕事はなし
なんせ、殺しちゃったのだから
「アーネストさん…ん」
ルイが腕を上にあげ俺を見つめる
脱がせろって事なの…かな
「脱がせるよ?」
「はい、ありがとうございます」
服に手をかけるとルイが少しだけ体を強張らせた
何か嫌な思い出でもあるのか目をキュッと閉じる
「んやぁ…」
「ルイ?」
顔を赤くして歪める
体はガチガチでただ緊張しているとも思えない
「どうしたの?」
「ごめんなさい…お父様…ごめんなさい」
「お父様…?」
「アーネストさん…助けて…」
お父さんに何かされたのだろうか
服を脱がされたのか、そのまま行為に及んだのか
気になる事は山ほどあるが、ルイを落ち着かせなければならない
「ルイ…俺はここにあるよ」
「アーネストさん…アーネストさん…怖い」
「ルイ…」
お願い、気づいて
俺は今、ルイを見てるよ
「アーネストさん…アーネストさん…」
「ルイ…一回部屋に戻ろうか」
ルイを抱き上げ脱衣所を出る
ソファーに運べばやっとルイの正気が戻った
瞼を伏せ、眉を下げる
「ルイ…大丈夫かい?」
「はい、ごめんなさい…アーネストさんなら…大丈夫だと思ったんです…」
「何があったのか聞いてもいいの?」
「…汚い話ですよ」
ルイが真っ直ぐ俺の目を見る
金色の瞳が俺を射抜くように、力強ささえ感じるほどだ
「お父様は…僕の服を…脱がせます……脱がせたら僕の胸を触ります…」
ルイが無表情に語り出す
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