アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
それでも、涙なんて流さない
「んん…はぁ…」
「…」
何をやってるんだ
何でやってるんだ
俺がやれって言ったから?
俺がやったら置いてやるって言ったから?
「んぁ…はぁ…アッ…ネスト…さ…ん」
気持ちよさそうに見えないルイの表情に胸がチクチクする
そんなに激しくしたら、気持ちいいどころか痛いのではないだろうか
「アッ…ネスト…さんっ…」
それでも、俺の名前を呼ぶルイはどこか幸せそうで
俺の目の前が霞んでいく
握っていた手が震えていく
立っていられなくなって机にもたれる
「はぁぁぁあ…‼︎」
肩で息をするルイが背中を丸めて達した
イッた余韻に浸るように、口をだらしなく開けている
「ルッ…ルイスくん?」
「はっはっはっ…アーネストさん…」
泣きそうな顔のまま俺に自分の白濁を見せてくる
「これ…これ…」
「…」
唇を震わせ俺に見せつける
「アーネストさん…やっぱり…駄目…ですか?」
「ルイ…」
「…僕やった…ヤダけど…やったのに…駄目ですか…?」
「…」
「アーネストさん!」
ルイが声を荒げた
俺の目から雫が溢れる
「アーネストさん…僕の代わりに泣いてる…ごめんなさい…悪い子で…ごめんなさい」
「ルイは…悪い子じゃないよ…」
俺が小さいだけ
本当はルイの幸せなんて願ってないんだ
ただ、自分の側にほしいなんて最低な事しか考えていない
「アーネストさん…ごめんなさい…ごめんなさい…お父様…お母様…ごめんなさい…許してください…」
「ルイ…?」
「僕が悪いから…僕が悪い子だから…アーネストさん…泣かないで…」
ルイが自分の身体を抱きしめるように座り込んだ
謝りながら
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
64 / 103