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「ルイ…今日出かけるのにシャルもいるんだけど」
大丈夫?って聞く前にホッと息を吐き出して嬉しそうな顔をするルイに戸惑った
また、俺の黒い部分が濃くなっていく
「仲直り…したんですね…アーネストさん…嬉しいと僕も嬉しい」
「ルイ…」
ルイはこんなにも綺麗なのに
俺が汚してしまうのに恐怖を感じる一方、快感を感じているのも確かだ
そこまで醜い俺にルイは幻滅するのかな
なんて、いらない心配をするのだ
「ルイ…ずっと側にいてね」
「急にっ…そういう事言わないでっ…!」
「ふふっ真っ赤だね」
「ッ…」
真っ赤な顔で俺を睨むルイに早く涙を取り返してあげなきゃって使命感なんかが出てきた
「おーい、早く俺を入れてくれー」
「あっシャルが来たみたい」
「シャルさん…」
シャルを家に招きいれる
俺と同じくらい嬉しそうな顔をしたシャルがルイを見て驚いた声を上げた
「おまっ…赤ずきんみたいだな」
「赤ずきん…?」
「俺が作ったの、可愛いでしょー」
「森にいそうだな」
「森…?」
シャルが俺とルイを交互に見ながらいう
満足のいく感想をもらった俺はご機嫌になったのはいうまでもない
「シャルさんも、アーネストさんと同じだ」
「あぁ、スーツな。今日は晴れ舞台になるしな」
俺と同じ事を考えていたシャルに顔が緩む
「そうだね」
「晴れ舞台…」
ルイが不思議そうにコテンと首を傾げた
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