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恋人になりたい 7
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翌朝。
僕は小澤くんと付き合ったことが、
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
「なんかいいことあったのか?」
僕を迎えに来た燿に言われて
小澤くんと付き合い始めたこと
まだ誰にも言ってないんだと
はっと気がつく。
「……え?」
燿に小澤くんとのこと
言ってもいい気がするけど
どうしよう。
「湊、なんか嬉しそうだし、学校行くのも
最近嫌がってたみたいだったしさ」
燿、僕のこと気がついてたんだな。
流石に幼馴染の目は誤魔化せないか。
「…実は、小澤くんと付き合うことになった」
僕はなんとなく恥ずかしくなって
燿から目を逸らしながら言った。
でもしばらく応答がなくて
僕はそっと燿を見てみる。
「……そっか、良かったじゃん」
一瞬、悲しそうな顔に見えたけど、
燿は僕を笑って祝福してくれた。
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