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小澤悠斗 8 (修正済)
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「っ……、何すんだよ、湊。
黙ってキスされてろよっ!!」
叩かれた宗助は突然人が変わったように
僕の手をぎゅっと掴み、
上に片手で押さえつけた。
そして今度は荒っぽく僕の唇を奪っていく。
「んっ!?んっぅう!!」
逃げようと脚をばたつかせるが、
逃げられない。
怖くて怖くて涙が出てくる。
____誰か、誰か……助けてっ!
そんな心の声は届くはずが無い。
「やっ…!やめぇっ、ぁん…んぅ…」
助けを呼びたいのに、
僕は意志とは反対に感じてしまう。
「…なんだ、湊もこうされたかったんじゃん」
にやりと宗助は微笑み、
僕のに手をかけて触り始める。
「やぁ…ん…そ、そうすけくん…っ…やめて」
ふるふると首を力弱く振り
抵抗しようとするが、
僕のは完全に宗助の手によって
与えられる快感に負けていた。
僕、このまま?と諦めかけた
その時、誰かの声がする。
「…蔵本君から手を離してくれないかな、
江端君」
そんな聞きなれた声がして
逆光で、よく見えないけど
きっと小澤くんだと思う。
いつも出かける時とか
あとつけてくるから。
僕を助けに来てくれたんだ。
助かったと思い、
安心感で力が抜けていく。
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