アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
誘われて 4
-
確かに『先生』ではあるが、なんだかモヤモヤする。
「なぁ、颯人…の好きな人の名前、呼んでやったら?イきそうな時に呼んだら、もっと気持ち良いよ」
本当は嫌だ。
(他の男の名前を呼びながら、颯人がイクのは…)
でも、声は聞きたい。
甘ったるいこの声で、喘ぎながら名前を呼んで欲しい。
茉莉はグリッと自身の性器を、思いきり颯人の性器に擦りつけた。
触れあった所から、颯人の性器の脈立っているのがわかる。
そして、その硬く熱くなった性器を重点に、擦り責め続けた。
颯人の窪みは、茉莉の反り上がって脈立っている性器に反応し、欲しがるように更にきつく締めつける。
ヒクヒクッと、物欲しそうに動いていた。
「っ!…っ…りっ」
腰の動きは止めてないので、苦しそうに颯人が言った。
「もっと大きく」
颯人が何て言ったか聞こえなかった。
「…ま、り!んぁっ、茉莉!」
(え?)
耳を疑いたくなる。
脳内で考えていた事が、バレたのかと思った。
「颯人、何でっ…」
(俺の名前を呼ぶんだ)
「だって、今は…茉莉としてる、から…んんっ、違う名前、呼んだらぁ…萎えるっ、と思って」
刺激に耐えながら、颯人は答えた。
擦りつけ合っている所から、ひっきりなしにいやらしい水音が聞こえる。
お互いの先走りが混じりあい、音は大きく響いていた。
颯人の中に入れている様な、錯覚に襲われた。
「っ!ん…!」
「あっ、茉莉!すご…気持ち良…いっ!」
甘ったるい喘ぎ声は、茉莉の名前を呼んだ。
茉莉の性器が、更に太く硬くなった。
「っ!颯人!!颯人!!」
茉莉は嬉しくて、颯人の太股の間に激しく打ちつけた。
ローションまみれのお互いの性器が、卑猥な音を響かせながらプルプルと暴れた。
「あっ、あっ!ふっ、んぁ…ぁ…!!」
性急な動きに、颯人は精液を勢いよく出した。
「っ!…っん!」
茉莉の性器も、颯人の太股の締まりで射精する。
2人の白濁した液は、颯人の首近くまで飛び散った。
(ヤバイ!颯人に気持ち悪がられる)
慌てて手で拭ってみるが、擦り付けているみたいになってしまう。
2人分でしかも量が意外に多かった為、タオルが必要だった。
「っ…」
小さな声が聞こえたので颯人の顔を見ると、息をするのがやっとで呼吸が荒く、頬を紅潮させながら艶っぽい顔で茉莉を見ていた。
(なんて顔をするんだ…)
自分の物にしてしまいたい。
そんな衝動にかられる。
(…落ち、着け)
しかし、目が離せられない。
「茉莉…」
颯人が両手を、茉莉に向かって広げた。
まるで、恋人の情事後の抱擁のように。
茉莉は誘われるように、身体を颯人の方に屈める。
颯人の手が茉莉の首に巻きつき、自然に唇が触れあった。
徐々に深く重なり合い、舌を絡ませて濃厚なキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 164