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~薙十side~“これがプリンの恨みだッッ!!”
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俺たち二人共大人しく体操服に着替えた。
だってこの人すごく恐いんだもん。
「まずはストレッチからすんぞ
怪我したらしゃれになんねぇからしっかりやれよ」
「薙十っち体柔らかそうっス。手伝うの楽そう」
「ッ…………!」
黄瀬君が柔軟を手伝おうと俺の肩に手を置く。
思わずその手を払い除けてしまった。
「えっ?薙十っち………?」
「あ………………ごめん。」
あんまり体は触ってほしくないんだよね。
色々思い出しちゃうから………。
大丈夫、と自分に言い聞かせ、
黄瀬君に手伝ってもらった。
………………ちなみに、俺は体は硬い。
「イテテテテテ。」
「えっ?これで!?薙十っち体硬いっスね!?」
すいませんね。基本動かないんで。
カメラマンって動くわけないだろ。
「柊とは対称的に藤咲は柔らかいな。」
「そりゃどうも。」
おぉ、軟体動物みたーい。写真撮りたい!
「黄瀬君ちょっとどいて。邪魔。」
「酷くないっスか!?てか、どうしたの
薙十っち?もしかして痛かったっスか?」
「カメラ。」
「あぁ……。けど、今は柔軟するっス。」
「はぁ?」
「薙十っち恐い!!」
俺は元々写真部なんだぞ?
成り行きで体験入部させられてるだけだぞ?
「邪魔してんじゃねぇよプリン食ったくせにッッ!」
「まだ根に持ってた!!
って薙十っちそれエルボーに体せ、ゴフッ!!」
後ろにいる黄瀬君の腹部に
思いっきりエルボーをかます。
ふん、これごプリンの恨みだッッ!!
「さ、写真写真~っと。」
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