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おばけ屋敷色々とやばい
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貞子的な髪を前に垂らした人
ろくろっ首のように首が伸びる人
なんだか在り来たりな感じで
あまり面白さを感じない。
昔は叫んだりしてたのにな
「というか 樹くん大丈夫すか」
俺の手を繋ぎ腕にしがみつき目を瞑って俺に引かれて歩いてる。お前は女子か。
「怖い」
「大丈夫大丈夫」
病院のような設定で
色々な器具があったりする
でもそんなセットよりも
この状況が気になって仕方ない。
「悠さん」
「悠さん?」
「いるよね」
「悠さん!」
樹を無視すると少し泣きそうになっていて
いつもと違う姿に笑えてくる。
冗談で脇をくすぐると
「…っあ!」
女の子のような喘ぎ声が聞こえた。
「え」
「悠さんだよねいまの悠さんだよね」
お化けにくすぐられたのか
目を瞑っている樹は理解出来ていないよう
「そうだけどくすぐり弱いの?」
「え、いや」
少し動揺したように
体を離した。
「へえ」
こんな暗闇だけど
いい事発見した。
少しニヤリと笑う。
「…どうだ」
繋いだ腕を引き
脇を開けまたくすぐってみる。
「あぁんっ…」
なんだその喘ぎ
動くのを抑えて
更にくすぐると
「ほんとだめ、っん、んんっ」
面白くなってきた所で
ぐっと繋いだ腕を樹の方に引き寄せられた。
「後で覚えてて」
その低音で囁いた言葉に
どきりとしてくすぐっていた
腕を静かに下ろした。
「じ、じゃあさっさとゴールしよう」
そう言って
また歩き出した。
繋いだ手を強くひいて、
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