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照れ屋さん星
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「ほら青信号だよー」
「ちょ、待てよ」
「歩いて歩いてー」
「早いんだって!おい!」
さっさと歩いて行ってしまう樹。きっ、と後ろから睨みつけてやると少し赤らめている耳が目に入った。
自分でやっといて照れるとかw
「照れんなよ」
「照れてません」
「怖いからその顔で睨むなって」
「じゃあ撤回してください」
「はいはい」
クスッと笑うとまた睨まれた。
慌てて目をそらすと樹も少しだけ微笑した。
「樹くんはどれがほんとなの」
「どれがってなにがですか」
駅の改札口に入った。
中辻も電車通学らしい
「君の本性」
「俺はですね。簡単に言うと先輩の事が1年生から好きで片思いをしていて昨日やっと話せてものすごく浮かれているただのヘタレでまだこれからも録音を脅しに先輩にあんなことやこんなことをする予定がある、普通の男子高校生です」
「簡単に言えてないし昨日は話せたってレベルじゃないような気がするのは俺だけかな」
「はい」
真顔でこっちみんな(´._.`)
それに昨日は襲われたような気がするんだけど!あと俺たちちょっと仲良くなりすぎだし!
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