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お誘い
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「ねえ!西くんてさカッコイイよね!私タイプだなあ〜」
「はは、そんな事ないよ。でもそう言ってくれるのは嬉しいよ」
隣から聞こえる会話。
昨日あんなに悪い顔して荒々しいことした奴がこんなにネコ被っちゃって。
絶対この子、西くんのこと好きじゃん。
「ねえ、相馬ちょっと」
廊下側には窓がある。
窓はだいたい冬以外は開けっ放し。
俺は廊下側の窓の隣に座っている。
その開けっ放しの窓から呼ばれた。
そいつは窓の桟に肘をついて言った。
「今日どう?」
そいつはゴムを手に持っていた。
「いいよ」
「じゃあ、俺の家な」
「わかったよ」
そいつはそれだけ伝えると自分のクラスに戻った。
俺はそいつが去るとトイレに向かった。
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