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堕ちていく
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トイレを済まし、手を洗っていた時だった。
西くんがトイレに入ってきたのが鏡に映った。
「お前、あんなオープンに約束して…しかも誰でもヤるなんて本当淫乱だな」
「はは、見てたんだ♡」
「色んな人に抱かれて何が楽しいわけ?」
俺は自分でも不気味だと思うくらいの笑顔で答えた。
「楽しいよ♡壊れるくらい突いて突いて、酷くされればされる程堕ちていくんだよ快楽に」
「やっぱりお前最高だな」
そう言うと西くんは手を洗って、俺の耳元でつぶやいた。
「俺にぴったりだよ…本当」
低い声。
俺は全身がゾクゾクした。
誰も居なくなったトイレで目の前の鏡を見るとダラシない顔をした自分がいた。
「ああ本当心底自分が嫌になるよ♡」
俺はネクタイを緩めた。
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