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⑥
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『…………っ』
やめて、と声を上げる間もなく布が軋み、擦れる痛みが火花のように皮膚を走る。
力任せにシャツを引きむしられ、勢いよく釦が飛んだ。
『兄さん、やめてっ!お願いだから、こんなこと……』
「大人しくしていろ。暴れて怪我をするのは由貴の方だぞ」
ニヤリと笑みを浮かべて、すっとネクタイを引き抜くと尚哉は、逃れようとする由貴の両腕をネクタイで戒めた。
『や……あっ、放せ……っ、放………』
抗う由貴を無視し、尚哉の手がゆっくりとズボンのファスナーを引き下ろす。
『あ………っ………ぁ……』
ジーンズごと下着を剥ぎ取られ、ピンク色の楔が尚哉の目の前でぷるんと揺れた。
恥ずかしくて隠したくても拘束されてしまっている手では隠しようもない。
(嫌だ……………っ)
由貴は固く瞼を閉ざした。
すると、ぎしっとベットが軋む音が聞こえ、何やらガサガサと漁る音が聞こえてくる。
その音が気になり、そっと目を開けてみる。
すると、尚哉がベットサイドのキャビネットの引き出しから、潤滑剤の珠(キューブ)とピンクローター、性器を拘束する拘束具を取り出していた。
「これ、何だか知っているか?」
尚哉がピンクローターのスイッチを入れると、微かな音を立てて卑猥な身をブルブルと震わせ始める。
卑猥なそれを由貴に見せつけると、由貴が力なく首を振った。
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