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⑮
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初めての快楽に溺れそうだ。
「悦くなってきたみたいだな。お前の中、蕩けるように絡みついてくる」
『ああっ……、やぁあっ、そ、そこ……突かないで……だめっ、ああ、だめぇ……』
「ん?ここがいいのか?」
膨らんだ前立腺をぐりぐりと抉られる度に、追い詰められていくのが解る。
『あっ、あっ、僕…もう……イキたい………早く………兄さん、頼むから……』
「これを外してもらいたいのか?」
腰を揺すり、断続的に弱い場所をぐりぐりと抉りながら、尚哉の手がぐっしょりと濡れた由貴の楔を手の中で撫で回す。
きつく締められた拘束具でいきり立った楔が擦りあげられ、由貴は狂ったように腰を振り回した。
『兄さん………っ、早く……、外してぇ……僕、おかしくなっちゃ……う……っ………』
「ったく、どうしようもない淫乱な愛玩人形だな」
尚哉が喉の奥で笑い、クッと指を引いてようやく拘束具を解いてくれた。
『は……っ、────あぁぁぁっ!』
瞬間、勢いよく白濁を噴き上がらせた。
同時に絶頂を迎えてきつく締め上げた秘部に、熱い奔流が注ぎ込まれる。
「由貴、中に出すぞ。溢すなよ」
『く、う………、くふ………ぅ』
全身から力が抜け、シーツに崩れおれると尚哉がゆっくりと腰を引き、由貴の中からずるりと楔を引き抜いた。
秘部から大量に注がれた白濁がぽたぽたと零れ落ち、シーツを濡らす。
まるで粗相をしてしまっているようで、泣きそうになった。
「溢すなと言っただろ。尻に力を入れて締めろ」
『あぅっ、ん………ッ……くっ………っ……』
ぱんっ、と尻を叩かれ、なんとか孔を閉じようと力を込める。
だが、緩みきったそこは口を閉じきらず、かえって物欲しそうにヒクヒクと開閉しただけだった。
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