アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
⑱
-
『お、奥の………ぁ、ローターが……刺激して……っ、あ、…だめっ、もう突かないで……』
「強く突けって言ったのは由貴だろ」
『だめだめ……これ以上……突いたら……僕、またイッちゃ……う……よ……』
激しく揺さぶられ、膨らんだ前立腺を刺激され、最奥で蠢いているローターの振動が伝わってきて、強烈な一体感を覚えた。
『……イク………またイッちゃ……ぅ……あ、あああぁ───っ!』
二度目の射精の直前、楔の先端を押さえられ、強引に堰止められる。
快楽から一転、たまらなく苦しくなって由貴は躯を見悶えた。
『──く、苦し………っ、手ぇ、離して!兄さん、イカせて……』
「イカせてじゃないだろ。イキたいなら『イカせて下さい』と、ちゃんと俺に許しを請え。お前の躯は、もうお前のモノじゃないんだからな、いいな?」
尚哉の言葉に無我夢中で頭を縦に振ると、尚哉はニヤリと笑い、由貴の楔の先端を押さえたまま律動を速めた。
『ああっ、あっ、うぅ……っ、兄さん……お願い……、イカせて……もぅ、イカせて下さい……』
「俺もイキそうだ。また中に出してやるから、全部中で受けとめろよ」
『ひっ………っ』
二度、三度、と奥まで楔を叩きつけるように腰を使ったあと、尚哉が動きを止めた。
最奥でドクドクと、熱い白濁が吐き出される。
次の瞬間、楔の先端を押さえていた指が外され、由貴はあられもない声を上げながら二度目の絶頂を迎えた。
『あああぁ………っ!イク、イッちゃうぅぅ………』
どびゅっ、とあわれもない音を響かせて、白濁がシーツへと散っていく。
『は………っ、ひ、あ………あぁ……』
びくん、びくん、とシーツの上で小刻みに跳ねながら、由貴は弾けた余韻に溺れた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 193